今日の結婚事情

以前はある程度の年齢になっても結婚しない人は「結婚できないのではなく結婚しない人」でしたが、今は完全に「結婚したいのにできない人」となっています。そして、これが社会問題である晩婚化、さらには少子化にもつながっているといえます。数字で見ると、それは明らかです。平成元年の婚姻平均年齢は、男性29.7歳、女性26.9歳だったものが、その平成26年には男性31.1歳、女性29.4歳と男女とも高くなっています。そこで、なぜこのようになってしまったのか、考えられる理由についてご説明しましょう。


■男性の経済力

昔は、男女間に明らかに賃金格差があり、さらに若いウチなら、よほどのことがなければ、男性間における収入格差も今ほどはなかったのです。しかし、男女雇用均等法の施行により、男女間の格差は確実に縮まる一方で、若い男性間の収入格差はだんだんと拡大していきました。しかも、現在は長年続く不況の影響から、若い男性はたとえ正規社員だとしても、結婚して家族を養えるだけの経済力がないという人が実に増えているのです。共働きの夫婦が増えたとはいえ、女性が望む経済力のなさが結婚を遠ざけているといえるでしょう。また、以前なら年齢が上がればそれに伴って給料も上がるため、それなりに経済力も出てきましたが、思ったほどの給料アップが望めない現在では、男性自身が30歳、40歳を越えても結婚に踏み切れないのかもしれません。


■ライフスタイルの多様化

1980年ごろまでは、結婚が幸せのシンボルのように思われ、「男は仕事」「女は家庭」という図式が成立しており、それに対する大きな不満はあまりありませんでした。ところが、少しずつ、結婚よりも好きな仕事をして、自分の好きなライフスタイルを確立することがもてはやされるようになってきたことで、男女ともに結婚生活への考え方に変化が生じてきたのです。しかも、それは多様化しています。豊かな経済力があれば、お互いの趣味や好みを尊重した生活が可能かもしれませんが、決められた中で、お互いのライフスタイルを合わせることは、かなり難しいといえます。結婚して自分の思い描いている生活が送れないのなら、結婚しなくてもいいという考えの人が明らかに増えてきているのです。そして、これが非婚化、晩婚化につながっているのです。


■男女交際の機会増大

一見すると交際機会が増えれば、結婚も早くできるのではないかと思われがちですが、実際には結婚する人が減ってしまうのです。以前はそれまであまり異性との交際経験がない男女が付き合うようになると、割と早い段階で結婚までいくことが多かったのですが、今は、交際経験が豊富になったことで、簡単に結婚までいく人は少なくなっているのです。これには、男性の魅力格差というものが関係しており、ごく一部のモテる男性と全くモテない多くの男性が出現しました。たとえば、婚活パーティーでは、数人の男性に女性が集中し。残りの男性はそれを恨めしそうに見ているという風景がよく見られます。けれども、その男性も結局は1人の女性を選ぶわけですが、そこで選ばれなかった女性は、残った男性たちには興味を示さないのです。これによって、結婚できない男性が増えているのですが、それに加えて女性側の結婚相手に求める条件の水準が高くなっていることも非婚化、晩婚化を招いているといえます。よく「出会いがなくて…」という人がいますが、実際には出会いは昔に比べて明らかに増大しているのですが、結婚したいと思える相手がいないということになるのです。この出会いや交際機会が増えたことが、逆に「自分にはもっといい人が…」という思いを強くして、だんだんと晩婚化していくというわけです。


■家系の因縁という思いもよらない要因も考えられる


このように晩婚化、未婚化の原因はいくつか考えられますが、もし、どんなに努力してもうまくいかない場合は、原因が他にあるのかもしれません。考えられるのは家系の因縁です。因縁によって出会い運が下げられてしまっているのです。結婚が遠のいているのなら、それは本人の努力ではどうしようもないのです。

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